ブリヂストン 中国でT・B用タイヤ工場を開所

2014年09月30日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは9月29日、同社のグループ会社で中国・遼寧省瀋陽市のトラック・バス用ラジアルタイヤ工場を運営する普利司通(瀋陽)輪胎有限公司(以下、BSSY)が、瀋陽経済技術開発区に工場を移転したことに伴い、9月24日に開所式を行ったと発表した。

 開所式で、ブリヂストン代表取締役COOの西海和久氏は、「同社グループの基幹工場の一つとしてBSSYを発展させていきたい」と挨拶した。

 BSSYは1999年に設立された同社グループ初の中国でのタイヤ生産拠点。品質保証の国際規格であるISO9002や環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001などの認証を取得しており、その生産管理システムは高く評価されている。

 会社名は普利司通(瀋陽)輪胎有限公司(ブリヂストン (上海)タイヤ)。出資比率はブリヂストン100%(間接出資を含む)。敷地面積は39・5万平方メートル。従業員数は1325名(2014年8月末現在)。生産能力は約5000本/日(2016年上期見込み)。

 今回の移転により、BSSYはさらに高品質なタイヤを生産できる仕組みづくりを目指していくとしている。また、同社グループは、今後も市場のニーズにより迅速に対応するため、グローバルでの製品供給体制を強化していく考えだ。

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