取材メモ 均等処遇が非正規労働者の課題

2011年09月14日

ゴムタイムス社

 ゴム連合は非正規労働者問題に関してアンケート調査を実施、その回答結果を第7期定期大会で明らかにした。今回調査は17単組・80名の非正規労働者が対象で、対象者の約6割が高卒者、業務内容は約9割が生産・技術職。
 契約期間は3ヵ月~11ヵ月で全体の7割を占め、勤続年数では3年以上が7割、10年以上は16%だった。契約更新回数は、回答のあった70名中54名が4回以上の更新となっている。

 正社員への登用に関しては6割が「制度あり」、仕事に必要な研修や教育についても制度内容や基準に差がある場合も含め6割以上が有りの回答となっている。
 組合への加入は9割以上で「加入していない」、また66%で「加入できない」との回答。組合への加入については「加入したい」が3割となった。
 今後充実を求める制度については「一時金・賞与制度」がトップ。意識調査では正社員との格差を感じていることが55%で、均等な処遇のあり方が強く求められている。

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