東海ゴム 長野県で竹の間伐など里山保全活動を実施

2014年09月04日

ゴムタイムス社

 東海ゴム工業は9月2日、長野県池田町の「東海ゴムの森」で里山保全ボランティア活動を実施したと発表した。

 同社は2008年7月、長野県「森林(もり)の里親促進事業」の理念に賛同して、池田町との間で里親契約を締結したのをきっかけに、当社従業員有志が地元の林業関係者らと共同で、「東海ゴムの森」(38ha)での植樹・間伐・枝打ち作業などのボランティア活動を、毎年春・夏・秋の3回実施している。

 19回目の実施となる今回は、同社の社員31名が8月30日~31日の1泊2日の日程で参加。参加者は、池田町の役場関係者や地元自治会、森林組合などから指導を受けながら、のこぎりを使って夏の間に生い茂った竹の間伐に取り組んだ。その後、竹細工や郷土料理を楽しむなど、地元の住民との交流を深めた。今回は、インターンシップの一環で同社の人事総務部CSR・社会貢献室で研修を受けている大学生2名も参加し、企業が果たすべき社会貢献のあり方について学ぶ機会にもなったという。

 同社は、地域の皆様から愛され、必要とされる企業であり続けるため、環境保全に向けた取り組みを続けている。また、美しい自然、そして限りある資源を次の世代に引き継ぐ社会的使命を果たすため、地道な活動を通じて人と自然が共存できる持続可能な社会づくりに貢献していくとしている。

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