トップインタビュー ゲイツ・ユニッタ・アジア 中国・タイで油中ベルト生産へ

2014年09月01日

ゴムタイムス社

ゲイツ・ユニッタ・アジア 中国・タイで油中ベルト生産へ

 

 アジアで自動車用部品や一般産業用部品などを展開しているゲイツ・ユニッタ・アジア。宮本修二副社長に事業の現状や、新たなプロジェクトである油中ベルトの進捗状況などを聞いた。

 

 ―上期の業績は。

 全体的には予算を数%上回る結果となり、利益も順調に伸びた。今回大きく貢献したのは中国と日本国内で、韓国とタイは若干落ちた。低迷していたインドは持ち直している。中国は自動車が好調で、8%ぐらいの伸びが期待される。国内は半導体が好調だった。

 インドが持ち直したのは、インドルピー高になっていることに加え、外貨保有率が増え、GDPも上向いていることで、経済自体が安定してきているためだ。その中で、当社は合理化や原材料の現地化に力を注ぎ、利益を上げてきている。

 韓国については、自動車が今ひとつ伸びていないこと、韓国ウォンが高止まりしていることが経済に影響している。韓国の自動車会社も伸びてはいるが、世界に出て行っているためグローバルに増えているということで、韓国の我々のところには直接響いていない。

 ―下半期の見通しは。

 全体的には自動車に負っている部分が多いので、これが順調に推移すれば、

全文:約1322文字

関連キーワード: