三菱化学 連結子会社の合成エマルジョン製造部門を統合

2014年08月28日

ゴムタイムス社

 三菱化学は8月28日、連結子会社である日本合成化学工業および中央理化工業の統合新社の概要が決定したと発表した。

 2社は、合成樹脂エマルジョン事業について10月1日をもってその製造部門を統合する。

 なお、合成エマルジョンの販売は10月1日以降も2社それぞれで行う。

 統合新社の会社名はジャパンコーティングレジン。現在の中央理化の本社所在地である、大阪市中央区に所在。社長は矢田修平氏。資本金は1億115万円で、資金構成は三菱化学が66%、日本合成が34%。事業内容は合成エマルジョンの製造・販売。売上高が約100億万円(2015年3月期見込)、従業員数は170人(2014年10月1日予定)。

 日本合成の合成樹脂エマルジョン事業の製造部門を10月1日付で会社分割により中央理化に移管し、同時に中央理化が「ジャパンコーティングレジン」に社名変更する。

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