【ゴム薬品特集】 需要回復なるか有機ゴム薬品

2014年08月23日

ゴムタイムス社

14年1~5月生産実績 前年同期比3%の増加 老化防止剤の輸出の伸び顕著

  タイヤ、ベルト、ホース、履物等のゴム製品の加工をうまく調節し、ゴムがひび割れたりもろくなったりしないでゴムの特性をいつまでも完全な状態に保てるよう加硫促進剤、老化防止剤、加硫剤などのゴム薬品が使用される。  ゴム製品を製造する際には弾性や強度を確保するために、硫黄によってゴムの分子同士を結合させる加硫が行われるが、その加硫を促進させるのが加硫促進剤であり、促進剤の働きを助けるのが、加硫促進助剤。

 加硫剤としては、硫黄のほか過酸化物なども使用され、加硫剤の働きを促進させる加硫助剤には、無機系(炭素を含まない物質)の酸化亜鉛や炭酸カルシウム、酸化マグネシウムなどが使われる。

 また、老化防止剤はゴム製品が

 

 

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