ブリヂストン 中間期 過去最高益を更新

2014年08月11日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンの2014年12月期中間連結決算は、売上高1兆7502億5900万円で前年同期比2・6%増、営業利益2231億5200万円で同17・2%増、経常利益は2199億6300万円で同18・9%増の増収増益となった。純利益は1422億4300万円で同21・5%増。昨年に引き続き、売上、営業利益、経常利益とも中間期として過去最高を更新した。

 営業利益は減益要因である売値MIX・数量他で173億円、販管費で60億円、戦略商品の販売減少で10億円、減価償却費で10億円に対し、増益要因である原材料価格の下落で390億円、為替円安で190億円が寄与し、合計では対前年で327億円の増益となった。増益要因の原材料価格の内訳は「天然ゴムがほぼ9割を占める」(江藤彰洋常務取締役)。

 タイヤ事業の売上高は1兆4692億円で同1%増、営業利益は2020億円で同17%増となった。
 日本では、消費税率引上げに伴う駆け込み需要などにより、乗用車と小型トラック用タイヤの販売本数は、前年同期を上回り好調に推移し、トラック・バス用タイヤの販売本数は、前年同期を大幅に上回った。

 海外では、米国、欧州で乗用車と小型トラック用タイヤの販売本数が、前年同期を上回り順調に推移し、トラック・バス用タイヤの

 

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