今だからこそゴム産業に欠かせない関西ゴム技術研修所

2014年08月11日

ゴムタイムス社

今だからこそゴム産業に欠かせない関西ゴム技術研修所 関西ゴム技術研修所 所長 山口幸一

 日本のゴム産業は、100年以上の長い歴史のもとに大きく発展してきました。この発展と世界に誇るゴム技術の日本として確たる位置を占めているのは、諸先輩技術者の努力、ゴム配合師など専門熟練者、技術の伝承によって支えられてきました。とくに、専門熟練者などは、配合設計、練り、加工、加硫・成形、評価、検査技術の発展、伝承、若手技術者の育成、新規ゴム材料への対応、新しいゴム製品の開発にも尽力されました。

 昭和30、40年代のゴム産業発展期のから今日のゴム技術の伝承への取り組み、専門技術者の減少、ゴム技術者の師弟関係のありようは多少変化していると感じるのは私一人ではないと思います。この流れは、多くの先輩技術者によって培われたゴム技術の伝承に少なからず影響しているように思います。

関西ゴム技術研修所卒業式のようす

関西ゴム技術研修所卒業式のようす

 世界のゴム産業を眺めてみると、どこの国、地域でも

 

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