横浜ゴム 三島工場で地域親睦フェスティバル開催

2014年07月31日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは7月30日、同社のタイヤ生産拠点である三島工場(静岡県三島市)が8月12日、「サマーフェスティバル2014 in 三島」を開催すると発表した。

 「地域と共生、環境との調和」をテーマに、周辺地域の住民と同工場の従業員およびその家族が、親睦を深めながら共に地域活性化を図っていくことを目的としている。開会時間は14時30分から(受付開始は13時45分)、同工場敷地内の特設会場で開催される。

 当日は会場内の特設ステージで、シンガーソングライターの「Rio」、三島市出身のフォークデュオ「COCOA」、沼津市を拠点に活動するアイドルユニット「オレンジポート」のライブを開催する。また、体育館内特設コーナーでは、横浜ゴムの植樹プロジェクト「YOKOHAMA千年の杜」の活動や生物多様性保全活動の様子などをパネルで展示し、三島工場の環境への取り組み事例を紹介する。そのほか、生協による物販コーナー、プロギアのゴルフ用品販売コーナー、タイヤ展示コーナー、レーシングカー展示、各種模擬店などが設けられる。さらに開会前の14時から、地元の子供たちによる三島市の郷土芸能「しゃぎり」が披露されオープニングを盛り上げるほか、イベント中には三島市のご当地キャラクター「みしまるくん」「みしまるこちゃん」が登場するなど、地元に密着したイベント内容となっている。

 三島工場は1946年に操業を開始し、現在は乗用車用タイヤ、レーシング用タイヤ、ライト・トラック用タイヤを製造している。地域貢献活動を積極的に行っており、週1度の工場周辺の清掃作業や、三島地区環境保全推進協議会が主催する「三島の川をきれいにする奉仕作業」「せせらぎルート清掃奉仕作業」「大場川河川敷清掃奉仕活動」に継続的に参加している。また、「YOKOHAMA千年の杜」の活動で工場敷地内に1万8774本(2014年7月現在)を植樹したほか、沼津市が推進する「沼津の森づくり」に従業員が育てた苗木を寄贈している。さらに、2011年から取り組んでいる生物多様性保全活動では、近隣河川である御殿川や狩野川の環境調査を行っている。

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