住友ゴム タイヤ性能試験で国際規格認定を取得

2014年07月28日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は7月25日、本社およびタイヤテストコース、国内各工場におけるタイヤ性能試験において、「ISO/IEC17025」認定を取得したと発表した。

 同規格は、試験所や校正機関において技術的に適格で妥当な結果を出す能力を満たすことを要求する国際規格であり、同社は認定機関であるペリージョンソン ラボラトリー アクレディテーション インク(PJLA)の審査の結果、認定されたもの。PJLAは、試験・校正プログラムに関して、国際試験所認定協力機構(ILAC)とアジア太平洋試験所認定協力機構(APLAC)との間で相互承認協定を調印している、米国試験所認定協力機構の会員。この認定取得により、同社のタイヤ性能試験に関する技術能力が国際的に証明された。

 対象事業所および認定取得試験項目は、神戸本社が乗用車、ライトトラック、トラック・バス用タイヤの転がり抵抗測定試験、岡山タイヤテストコースが乗用車、ライトトラック用タイヤのウエットグリップ測定試験で、ともに5月28日に認定を取得した。認定番号は78344、認定証番号はL14―140。

 白河・名古屋・宮崎工場は、モーターサイクル、乗用車、ライトトラック、トラック・バス用タイヤの寸法試験、タイヤ強度試験、リム外れ試験、耐久性能試験、高速耐久試験で、5月4日に認定を取得した。認定番号は76929、認定証番号はL14―124。

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