プライムポリマーが新中計 エボリューをアジアで拡販

2014年07月28日

ゴムタイムス社

 プライムポリマーは7月24日、14年度中期経営計画を発表、大多和保彦社長が説明を行った。
 11年度中計で掲げた目標について「需要環境は非常に厳しい状態だったが、やるべき課題は前倒しで進めた。国内の厳しい環境でも覚悟できる体制ができた」(大多和社長)と総括し、14年中計については「成長と飛躍へのステージアップの期間となる」と攻めの姿勢を示した。
 新たに策定した中計では、16年に利益55億円を目標に掲げ、20年には利益100億円を目指すとした。
主要戦略課題としては、国内構造改革による安定収益基盤の構築と海外での成長市場の獲得を上げた。

 構造改革では需要構造に見合った生産体制の構築を進める。14年12月には姉崎工場の姉崎LLを6万t減産するなどし、PPを14年末に10年対比14%削減の118万t、PEを同20%削減の54万tにし、稼働率90%を目指す。PPに関しては、「内需を見ながら、もう1段の絞り込みもありえる」としている。

 また、生産効率改善、物流システム改革などで、55億円の合理化を計画。
11~13年中計で達成した100億円の合理化を更に推し進める。
 製品では市場ニーズに合わせた新製品を開発し新規市場の獲得を進める。
エボリューEは、品質設計・量産化に目途がついたため、市場開発を目指す。モストロンLは、14年国内品を供給し、18年には海外生産を開始する。
 成長市場の獲得では、エボリューのアジア展開を進める。高機能包材市場は着実に成長するとし、15年にはシンガポールに新プラントを建設、生産拠点を足かかりに拡販を図る。
 PPコンパウンドグローバル戦略では、日系OEMのトップシェアーを維持しつつ、米系OEMでのシェアー拡大、欧州系OEMの本格参入を目指す。
 大多和社長は「世界市場で存在感のある差別化POのリーディングカンパニーになる」と成長への意欲を示した。

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