東洋紡 子会社東洋紡バイオロジックスを吸収合併

2014年07月01日

ゴムタイムス社

 東洋紡は6月27日、同社取締役会において、10月1日を効力発生日として、同社の完全子会社である東洋紡バイオロジックスを吸収合併することを決議し、同社と合併契約を締結したと発表した。

 なお、同合併は連結子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容を一部省略して開示するとしている。

 東洋紡バイオロジックスはバイオ医薬品原体の製造受託を行ってきたが、ライフサイエンス事業の拡大を図る方策のひとつとして、東洋紡バイオロジックスが持つバイオ医薬品製造技術と、同社が持つライフサイエンス事業との連携・融合を強めるため、同合併による事業の統合を決定したとしている。

 合併方式は、同社を存続会社、東洋紡バイオロジックスを消滅会社とする吸収合併方式で、東洋紡バイオロジックスは同合併により解散する。

 合併により新株式の発行および合併交付金の支払はなく、また、消滅会社である東洋紡バイオロジックスは、新株予約権および新株予約権付社債を発行していない。商号、事業内容、本店所在地、代表者の役職・氏名、資本金および決算期について、同合併による変更はない。

 今後の見通しについて、同社は本合併による連結業績への影響は軽微であるとしている。

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