東洋ゴム フォーミュラDにTeam NITTOが参戦

2014年06月27日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は6月25日、同社のタイヤ事業において、NITTOブランドを国内で展開するニットージャパンが、7月5日、6日に富士スピードウェイで開催される「Formula DRIFT(フォーミュラD)JAPAN」に「Team NITTO」として参戦すると発表した。

 2004年に米国で誕生したフォーミュラDは、市販車をベースにチューニングしたマシンで競うドリフト競技。日本発祥のドリフト競技「D1グランプリ」をルーツとしながら、米国ならではの独自のコース設定を特長とし、現在では米国以外に「Formula DRIFT ASIA」としてアジアで拡大展開されるなど、グローバルで熱狂が拡散している。

 今回、日本初開催となるフォーミュラDジャパンには、NITTOの更なるブランド力強化を目指し、「ニットージャパン」として初めてモータースポーツに参戦する。グローバルで絶大な人気を誇るエアロボディキットブランド「Rocket Bunny」(三浦慶氏)がデザインした「Rocket Bunny / TAKATORI S13」に「NITTO NT05」を装着、ドライバーにはアメリカのFormula Dで活躍していた高取道博選手を迎え、初代チャンピオンに挑戦する。

 高取道博選手は1997年にドリフト競技を始め、その後、2003年から2007年までD1グランプリに参戦。2008年から2010年はアメリカのFormula Dに参戦。ドリフト歴20年以上ものベテランドライバーとして幅広いファン層から支持を集めている。

 NITTO NT05は優れたドライグリップ性能と高いコーナリング性能を持つマックスパフォーマンスタイヤ。

 NITTOでは、これまでフォーミュラDの本場・アメリカでのシリーズ戦に積極的に参戦しており、今期は、Vaughn Gittin Jr.選手、Chelsea DeNofa選手、Matt Field選手、Odi Bakchis選手の4選手をTeam NITTOとしてサポート。第4戦目までを終えた戦績は、Vaughn Gittin Jr.選手が第2・3戦を連続で優勝するなど、シリーズ・チャンピオン獲得を視野に好成績を収めている。

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