フコク 14年3月期決算説明会を開催

2014年06月23日

ゴムタイムス社

 フコクは6月6日、東京都中央区の東京証券会館で、2014年3月期決算説明会を開催し、齋藤祐二・執行役員経営企画部長が13年度決算の実績と次期業績の見通しについて説明した。

 13年度の連結売上高は643億円で、前期の569億600万円、期初計画610億円を上回った。

 単独売上高は349億6300万円で、前期322億4900万円、期初計画の310億円を超過達成した。

 タイではバーツ高や政情不安などで昨年の後半から自動車の販売・製造が低調となり、子会社の売上に影響が出た。しかし、他のエリアではグループの受注が順調に推移し、連結・単体ともに売上高は期初計画を上回り、過去最高となった。

 連結利益については、13年度の経常利益は35億1900万円で、前期の30億7300万円、期初計画31億円を超過達成。当期純利益も24億5700万円で、前期18億9800万円、期初計画21億円を上回っている。

 単独利益は、13年度が20億1700万円で前期18億1100万円、期初計画15億円を超過達成。当期純利益は13億2300万円で前期11億9600万円、期初計画9億5000万円を上回っている。

 連結経常利益に関しては、13、14年度ともに増収効果があるものの、海外の投資を継続的に進めていること、それに伴い本体のグローバル戦略の組織体制の構築を図っていることから、人件費と諸経費が増える状況が続いている。ただ13年度は為替差益が増益に大きく寄与した。

 当期純利益については、13年度のプラス要因として、韓国フコクで拡大・能増のため、安山から保寧へ工場を移転したのに伴い、案山の土地を売却したことによる固定資産売却益がある。

 セグメント別では、ワイパーブレードラバーや等速ジョイント用樹脂ブーツ、ダイヤフラムといった機能品事業の13年度売上高は、316億8400万円で前年同期比14・0%増、売上高構成比では48・2%を占めた。

 セグメント利益は34億1000万円で同10・1%減。海外での投資案件がこのセグメントで13年度に集中したため減益となった。具体的には、サイアムフコクのコラート第2工場での能増、フコクベトナムでの能増開始などである。

 ダンパープーリーやV・ロッド、ビスカスマウントなどの防振事業の13年度売上高は、257億2400万円で同17・5%増、売上高構成比で39・1%を占めている。

 セグメント利益は24億8200万円で、同80・9%増と大幅な伸びとなった。利益率の高い製品が復調するとともに、上期のタイフコクとインドネシアでの好調、韓国フコクの復調など、防振セグメントのウェイトの大きな子会社の貢献が大きかった。

 燃料タンクやプロペラシャフトといった金属加工事業の13年度の売上高は、51億7900万円で同3・8%減、売上高構成比は7・9%。

 セグメント利益は1億31000万円で同41・7%減。主要顧客であるトラック・建機関係の業界が前期に比べ不振だった。

 ホースやウレタン製品などのその他事業の13年度の売上高は、31億3800万円で同0・1%減、売上高構成比は4・8%だった。

 セグメント損失は1億5900万円(前年同期は3400万円の利益)。ウレタン事業を主に行っている

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