【CMB特集】 カワイチ・テック 成田新工場に生産を集約

2014年05月10日

ゴムタイムス社

 カワイチ・テック(東京都葛飾区、川口秀一社長)は同社のゴム練部門の生産拠点であった三郷工場を閉鎖するとともに、既存成田工場隣接地の敷地(3500坪)・建屋(1200坪)を取得し、成田新本社工場として三郷工場からの生産設備移設、新規ラインの導入を進めていたが、5月末にも本格稼働することになった。
 同社は事業の拡大および効率化を図るため三郷工場の閉鎖を決め、1月末に工場跡地を売却、成田工場隣接地の土地、建物(前米国研究施設)を2月初めに購入。新本社工場へのゴム練設備の移設を順次進めていたものでこのほど据え付けを完了した。これに加え成田工場から隣接の新本社工場へ白物樹脂1ラインを移設、成田工場に黒物1ラインの増設を進めている。これにより、同社の生産体制は75リットルバンバリーミキサー5台、75リットルニーダー1台、シリコーン専用ライン1台となり、新本社工場では成田工場からの移管分と三郷工場からの移設分を合わせ色物3ライン体制に、成田工場は黒物2ラインから3ライン体制となる。三郷工場の従業員は4割近くが本社工場に配置転換されたが、1ライン増設となるため新たな人員も確保している。
 同社では

 

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