日精樹脂工業 スマートテクノロジーをテーマに 最新の射出成形機を 「IPF2011」に出展

2011年09月15日

ゴムタイムス社

 日精樹脂工業は10月25日から29日まで幕張メッセで開催される「IPF(国際プラスチックフェア)2011」で、最新の射出成形機と成形システムによる成形実演で多彩な提案を行う。
 同社は「スマートテクノロジー ~NISSEI発のソリューション技術」をメインテーマに、ユーザーが抱える「成形加工における煩わしさ」を解決するためのソリューション技術、また、環境負荷を減らし持続可能な社会を実現するための環境対応技術などを紹介する。
 今回、モルダーが成形現場で抱える課題として挙げられる、歩留まり向上、自動化・システム化、環境対応素材、省エネ、リサイクル技術、操作性の向上、メンテナンスフリーなどをキーワードとした「進化した、賢い(スマートな)」ソリューション技術の提案を行う。
 出展内容の一例としては、成形領域の拡大と更なる歩留まり向上を実現した新開発の射出成形機を出展する。
 同社製品の特長として、ユーザーの成形加工における煩わしさを解消するため①従来は熟練技能者に頼っていた歩留まり向上のための成形条件設定において、自動化・簡略化により「らくらく設定」で不良率低減を実現。②新たに開発した機構により、従来は困難であった成形領域までの対応も可能にした。③従来機に比べ、操作性と作業性を更に向上。金型取付から量産開始までの立上げ時間の短縮と、簡単・確実な操作を実現―などが上げられる。
 同社では「お客様が儲かる成形機」を提供することを目的とし、中長期的な視点に立って、今後も「スマートテクノロジー」を進化させていく。

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