バンドー化学 中国の孫会社を設立・解散

2014年03月31日

ゴムタイムス社

 バンドー化学は3月28日、同日開催の取締役会において、中国における孫会社の設立と解散について決議したと発表した。
 同社は、中国における軽搬送ベルトの需要に対応すべく2012年9月に当社の100%出資子会社Bando (Shanghai) Management Co., Ltd.(以下BSMC)の100%出資子会社(バンドー化学の孫会社)としてBando (Shanghai) Industrial Belt Co., Ltd.(以下BSIB)を上海市の外高橋保税区内に設立し、搬送用ベルトの加工事業を行ってきた。今後、中国における軽搬送ベルトのさらなる拡販に向けて、製品の納期を短縮すべく保税区外で事業活動を行う必要があると判断したため、新たにBSMCの100%出資子会社(バンドー化学の孫会社)として、Bando (Shanghai) Industry  Equipment Element Co., Ltd. (以下BSIC) を設立するもの。 
 BSICは中国 上海市浦東地区に所在予定。代表者は董事長の岩井啓次氏。資本金は400万元(約6600万円)で、6月に設立予定。出資比率はBSMC100%出資。事業内容は搬送用ベルトのエンドレス加工や付帯加工。
 また、中国における軽搬送ベルトの拡販に向けて、保税区外に設立する孫会社BSICに既存孫会社BSIBの事業を移管するとともに、当該移管終了後、BSIBを解散する。
 BSIBは中国 上海市外高橋保税区に所在。代表者は董事長の岩井啓次氏で、資本金は300万元(約4900万円)。2012年9月に設立し、2015年8月に清算完了予定。出資比率はBSMCが100%出資。事業内容は搬送用ベルトのエンドレス加工や付帯加工。
 今後の予定としては、6月にBSIC設立、BSIBからBSICに事業の移管、BSIB解散手続きの開始を行い、2015年8月にBSIBの清算完了を予定している。
 なお、対象となる2社はいずれも同社の連結対象会社であり、連結業績に与える影響は軽微であるとしている。

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