住友ゴム 太陽光発電システムを稼働開始

2014年03月05日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は3月4日、同社宮崎工場(宮城県都城市)に約2MWの太陽光発電システムを設置し、1月31日より発電を開始したと発表した。
 工場屋根に太陽電池モジュール9002枚(最大出力2178kW)を設置し、年間で約230万kWhの発電量を見込んでいる。発電した電力は、全て九州電力に売電する。施設名称は住友ゴム工業宮崎工場 太陽光発電所。設置場所は宮崎県都城市都北町3番。
 同社は、平成25年2月に経済産業省より再生可能エネルギー発電設備の認定を受け、平成26年1月末に太陽光発電システムの設置を完了した。同システムは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用している。今後世界的に普及が見込まれる再生可能エネルギーである太陽光による発電を行うことで、国が推進する自然エネルギーの普及・拡大や社会全体の環境負荷低減に貢献する。
 同社では、燃料をCO2排出量の多い重油からLNG転換することをいち早く国内全工場で展開、また国内外の主要製造拠点でゼロエミッションを達成するなど、従来よりエコ・ファースト企業として事業活動における環境負荷軽減に努めている。また100%石油外天然資源タイヤ「エナセーブ 100」の開発・販売、低燃費タイヤの製造・販売を通じて、提供する製品、サービスが地球全体の環境にできる限り負荷を与えないよう最大限の努力をしている。
 同社グループは、これからもグローバル企業としての社会的使命を果たすため、広く地域・社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として、新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していく方針。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー