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オカモトの第3四半期 コスト増で営業益のみ減

2014年02月10日

ゴムタイムス社


 オカモトの2014年3月期第3四半期連結決算は、売上高は582億5500万円で前年同期比8・6%増、営業利益は29億6200万円で同6・0%減、経常利益は41億6500万円で同9・5%増、四半期純利益は27億9900万円で同20・9%増となった。
 同社グループは製造コストと経費の削減に取り組んできたが、円安による輸入価格の上昇、原材料価格の高騰などによりコストアップが避けられない状況となった。
 セグメントの業績は、産業用製品の一般用フィルムは堅調に推移したが、工業用フィルムは海外需要が低迷し売上横這いとなった。建材工業用フィルムは、住宅需要の好調により売上増となった。多層フィルムは、食品用・産業用の需要が堅調に推移し売上微増。農業用フィルムは、農POフィルムの販売が低迷し売上減となった。壁紙は、住宅着工件数の伸びにより売上増。フレキシブルコンテナーは、石油化学樹脂用の需要が増加し売上増。自動車内装材は、新車種受注による販売量のアップおよび新興国での需要が回復し売上大幅増となった。粘着テープは、国内需要が減少するなか、新規獲得により売上微増。工業用テープは、住宅建材関連が堅調に推移したが、電材業界の低迷により売上減となった。食品衛生関連商品は、新規獲得および外食産業の回復により売上増となり、食品用吸水・脱水シートであるピチット製品は、食肉加工用が低調で売上微減となった。結果、同セグメントの売上高は335億4300万円で同10・0%増、セグメント利益は15億1800万円で同4・5%減となった。
 生活用品では、コンドームは、市場が縮小傾向にあるものの、薄物の企画・販売が好調で売上増となった。除湿剤は、新規取引先の増加と拡販政策により売上増。カイロは、気温が比較的に高めの日が多く、店頭での販売が低迷し売上減となった。手袋は、食品用・医療用・産業用が好調で売上増。メディカル製品のうち滅菌器は売上微増となった。ブーツ・雨衣は、積極的な拡販政策を行ったことにより売上増。シューズは、新ブランドの導入等により売上増となった。結果、同セグメントの売上高は246億8500万円で同6・6%増、セグメント利益は23億4800万円で同6・9%減となった。
 その他では、従来の事業に加え、群馬県太田市で太陽光発電事業を開始した。同セグメントの売上高は2600万円(前年同期は100万円)、セグメント利益は9300万円で同18・3%減となった。
 通期の連結業績予想は、売上高が710億円で前期比1・4%増、営業利益が30億5000万円で同4・2%減、経常利益が34億5000万円で同17・0%減、純利益は21億円で同11・6%減を見込んでいる。

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