豊田合成 欧州で自動車用ゴム部品の新会社を設立

2014年01月30日

ゴムタイムス社

 豊田合成は1月30日、ドイツに新会社を設立し、ドイツの自動車用ゴム部品事業会社「Meteor Gummiwerke K. H. Baedje GmbH & Co, KG(以下メテオール社)」の資産を譲り受けると発表した。
 資産譲受は3月を予定している。
 新会社の所在地は、ドイツ連邦共和国 ニーダーザクセン州 ボッケネム。資本金は1500万ユーロ(約21億円)で、14年度の売上規模は約1億4000万ユーロ(約200億円)、従業員数は約1300名(連結)。
 ドイツの2工場、アメリカの1工場を拠点とし、オートモーティブシーリング製品(ドアウェザストリップ等)を生産する。
 メテオール社は、ダイムラー・BMW・アウディなどの欧州カーメーカーに、ウェザストリップなどの自動車用ゴム部品を供給するサプライヤーで、ドイツとアメリカに拠点を有する。
 同社は、今回の資産譲受により、欧州カーメーカーとのビジネスを拡大すると共に、固有技術・ノウハウおよびそれらを支えるリソーセスを譲り受けることで、欧州における事業基盤の強化を図るとしている。

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