オカモト　中国に初の避妊具生産工場

　オカモトは１月21日、中国広東省東莞市に中国初のコンドーム製造工場を設立すると発表した。
　今後大量消費が見込める中国市場でのシェア拡大を狙う。
　生産開始は14年11月頃を予定しており、年間１億４４００万個を生産し、現地で販売する。
　既に昨年２月に、総投資額約10億円、資本金約３億８千万で、現地法人を設立している。
　コンドーム需要は、中国、アセアンを中心に販売増加が著しく、09年対比で４倍以上増えている。
「世界レベルにある品質を適正な価格で販売すれば、中国市場を拡大することができる」（岡本邦彦海外部長）と考え、中国国内に工場を建設すること決定した。
「日本とタイを合わせた３工場体制で世界最高レベルの品質を世界中に供給する」（岡本良幸社長）方針。