【ホース特集】高付加価値製品拡充で、顧客の安全安心を追求

2013年12月15日

ゴムタイムス社

ゴムホース年間生産は微減予想 自動車、高圧用回復も届かず

 日本ゴムホース工業会がまとめた2013年1―9月期のゴムホース生産量(新ゴム量)は2万6074トンで前年同期比7%減、出荷金額は1010億円となった。年間の生産予想量は3万5060トンで、前年比4・1%減と減少幅は縮小する見込み。出荷金額は1323億円と予想している。
 ここ数年の年間ゴムホース生産・出荷状況を見ると、毎年交互に増減をくり返していることがわかる。
 リーマン・ショックを発端とした世界同時不況の影響で需要が激減した2009年。その反動で2010年は各分野で需要が回復して、ゴムホース生産は3割を超える大幅増となった。
 2011年は東日本大震災による自動車生産の落ち込みが響き、復興需要を支えた高圧用の回復もあったが、ゴムホース全体の生産は微減となった。
 2012年は逆に高圧ホースが落ち込んだものの、エコカー補助金による需要喚起で自動車生産が好調に推移し、ホース生産量を押し上げた。

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