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三菱樹脂 浅井工場で共押出多層フィルムのライン増設

2013年12月13日

ゴムタイムス社




 三菱樹脂は9日、共押出多層フィルム「ダイアミロン」において、同社の浅井工場内に新たな生産ラインを設置すると発表した。
 ライン設置とともに、その一部をクリーンルーム化し、よりクリーンな環境下で高品質な製品を生産できる体制を構築する。
 同件に伴う投資額は約14億円で、新たな生産ラインは、2014年10月の営業運転開始を予定している。「ダイアミロン」は食品包装用を中心に広範な分野で使用されている、複数の樹脂原料を同時に製膜し、ガスバリア性や易開封性など複数の機能を持たせた多層フィルム。
 同社が成長事業の一つと位置づけ、事業拡大に取り組んでいる同フィルムは、顧客のニーズに基づき、1枚のフィルムにガスバリア性や易開封性(イージーピール)、高耐熱性などの多様な機能をカスタマイズして提供する高機能フィルムだ。特に、ハムやソーセージ等の包装(熱成形で凹みを持たせた底材とフラットのまま使用される蓋材の組み合わせで構成される「深絞り包装」など)用途では多くの販売実績を有している。このニーズに応じた機能のカスタマイズは、顧客にも高く評価されており、需要は年々伸長している。同社は、更なる事業拡大のため、新たな包装形態(包装技術)を検討する顧客との共同開発などを進めているが、食品やメディカル分野では、よりクリーンな環境下で生産可能な体制構築も求められている。
 そこで、同社は今般、浅井工場内に新たな生産ラインを設置し、また一部をクリーンルームとすることで、生産能力の増強とクリーン化のニーズに対応することにした。
 同社は、今後も、同製品の優れた機能性、品質、提案力を最大限に活かし、食品やメディカル、工業製品など様々な分野において、顧客のニーズに基づく新たな包装形態をソリューションとして提供することで、同事業の拡大に努めていく考えだ。また、今後も需要の拡大に合わせて、順次、生産能力の増強を検討していくとしている。

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