【ホース特集】プラス・テク、建機向け堅調で通期前年並み

2013年12月15日

ゴムタイムス社

 プラス・テクの上半期のホース事業は、エアホースは堅調だったものの、ブレードホースやサンクションホースはやや不振だった。
エアホースの中でも好調だったのは高圧ホースであり、旺盛な住宅需要を背景に伸びた。
 来年4月の消費税増税前の駆け込み需要で、住宅の着工件数が高い水準を維持しているため「下期も動くのではないか」(同社)と見ている。
 ブレードホースは様々な機械に使われ、補修部品や取り換え所部品としても使われているが、「機械メーカーの稼働率が上がらないとなかなか難しい」(同)とのことで、「上期は思ったより動きはなかった」(同)という。
 同社のホースで最も需要があるのがブレードホース、次がエアホースで。
 エアホースには「テクノスーパーH6(高圧専用)」「テクノエール」「テクノフレックス」「エアーフレンド」など7タイプがある。いずれも軟質ポリ塩化ビニル製である。
 特長は柔軟性が高いためひっかかりにくく、折れ防止ホースガード付で折れにくいこと。さらに、軽量なことから手軽に現場へ持ち運びでき、ロック機能付きで外れにくいというメリットもある。
 テクノエールは柔軟・滑り・軽量で操作性に優れているのが特長。特に滑り性については大きく改善され、従来の約2倍になっている。

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