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カナフレックス、「カナスリップ工法」などの新製品説明会を開催

2013年12月02日

ゴムタイムス社

カナフレックスコーポレーション 新製品説明会・懇親会を開催

1000名が出席し盛会に

あいさつする金尾社長

あいさつする金尾社長

 カナフレックス(金尾茂樹社長)は11月28日、午後3時から東京都港区のホテルグランパシフィックLE DAIBAで「平成25年度カナフレックス新製品説明会&懇親会」を開催した。

 新製品説明会には大手ゼネコン、デベロッパー、設計事務所、代理店、販売店やユーザーなど約1000人が出席。各事業部の注力製品及び新製品を会場前面の両脇スクリーンに映し、各担当者が説明に当たった。
 同会で説明された新製品は以下の通り。

事前防災・減災に貢献、注目集める「カナスリップ工法」

あいさつする高市早苗政調会長

あいさつする高市早苗政調会長

 新製品発表に先立ち、 金尾茂樹社長が「約2時間にわたり商品説明が行われます。できるかぎりの現物製品を会場に展示しておりますので、実際にご覧いただき手に触れ、ご理解の一助にしていただきたい」とあいさつ。引き続き、元衆議院議長の綿貫民輔氏、自民党の国土強靭化総合調査会会長、二階俊博衆議院議員が登壇し、「事前防災・減災の考え方からも、排管をうまく活用し、ゴムのパイプ等を入れたカナフレックスさんの防災対応製品の成果を見守っている。国土強靭化のためにお力添えをいただきたい」と述べた。

注目集めたカナスリップ工法

注目集めたカナスリップ工法

 この後、同社の建材課(カナストーン・高強度カナストーン、断熱PCパネル、OAフロア、カナストーンOAフロア)、土木課(カナヒュームA型・NEWカナパイプ)、電設課(カナレックスML・ITハンドホールデカノック、NEWカナレックス)、工業課(カナパワーニューATスーパー)、開発課(カナスリップ工法)から各種新製品が紹介されたが、中でも注目を集めたのが、開発課から発表されたカナフレックス自立更生管「カナスリップ工法」(鞘管工法)。高度成長期から整備された水道施設の耐用年数が到来し老朽施設の大量更新と東日本大震災を契機にした導水管や送水管など基幹管路の耐震化が迫られているが、この「カナスリップ工法」は老朽化した下水道管路の中に、工場で生産された自立更生管(ポリエチレン製)をそのまま挿入し、管口処理を施すだけの極めてシンプルかつ経済的な非開削型の管きょ更生工法。大幅な工期短縮により施工コストダウンを実現しており、(財)下水道新技術推進機構、建設技術審査証明書を取得、国土交通省の新技術情報提供システムNETISの登録技術である。

カナヒュームA型

カナヒュームA型

 この「カナスリップ工法」については、新製品発表後に登壇した自民党高市早苗政調会長が「国土強靭化法案が今国会中に成立、これを軸に予算が進んでいくが、カナフレックスさんのカナスリップ工法は堀返さなくてもよく、工期も短縮でき、重機、人手不足の問題が地方で起きている中、これからは防災に強い、しっかりとした資材を出来るだけ広めていくことが国づくりには必要なことです。その意味では素晴らしい技術開発をされているカナフレックスさんのような会社がどんどん増えて、いい提案していただけるということ、国がもう少し敏感になり新しい技術を取り入れていくことが必要だと思っています」とあいさつした。

電線の地中化を推進

ITハンドホールデカノック

ITハンドホールデカノック

 新製品発表後の懇親会では、カナフレックスのCMタレントの北の富士、叶姉妹、CMソングを作曲した中村泰士氏らが駆けつけた。冒頭、乾杯の発生に立った㈱関電工の長谷川努副社長は「2年前の東日本大震災で電気の重要性がますます認識され、それに伴いお客様のニーズも多様化しております。大震災直後にはカナフレックスさんの商品をもって原子力発電所の電源送信に立ち向かいました。今年は台風、竜巻、洪水、土砂災害が多く、電源復旧工事での材料の調達で多大な尽力をいただき、電気を皆さまに早く届けることが出来ました。本当に感謝をしております。また、2020年の東京オリンピックの開催に向け、一緒になって電線の地中化を進め、東京から電柱をなくして美しい町を作り、世界からのお客さまを迎えるお手伝いをしたいと思います」とあいさつした。

製品紹介

 ◆カナストーン

カナストーン

  次世代型超軽量天然石複合パネル「カナストーン」は、大理石や御影石などの天然石を薄切りにし、同社が独自に開発した強化パネルを裏打ちした天然石複合パネル。軽くて薄く、さらに不燃性耐水性のパネルを天然石の裏面に裏打ちすることで、今までの天然石の常識を超えた「軽さ」「強さ」「施工性」「遮音性」を実現した。デザイン性が高い建築空間の床・壁・家具に好適。

 ◆カナストーンOAフロアパネル

カナストーンOAフロアパネル

 同製品は次世代型超軽量セラミックと石材とを複合させた「カナストーン」の二重床タイプ。天然無垢石より25%軽量化しながら天然石同様の高級感を備え、フリーアクセスフロア工業会(JAFA)が定めた規定の強度を満たし、静荷重試験3000Nをクリアしている。

 ◆カナパワーニューATスーパー

カナパワーニューATスーパー

 好評の「カナパワーホースニューAT」をさらに進化させた耐圧ホース。内装ゴムに高耐摩耗性ゴムを採用し、許容圧力は常温で1・47MPa(従来0・9。。MPa)。50℃の高温時でも、従来品の約2倍の0・98MPaの耐圧・耐熱性能を発揮する。また、フリーカッティング構造で加圧時の伸びが少ない特徴を持つ。

 ◆カナレックスML

カナレックスML

 電力・通信ケーブル用多条保護管。電線共同溝をはじめとする、電力・通信ケーブルの埋設管工事、情報化時代に伴う光ファイバーの多条敷設、都市部での電線地中化工事を省力化・効率化が可能。波付き管と管台一体型リブの連続構造を持ち、リブに平面部があり管を密着させて敷設できるため、掘削幅、深さを小さくできる。従来品に比べ良好な砂の充填および一括埋め戻しも可能となった。

 ◆NEWカナパイプ

NEWカナパイプ

 道路下雨水、廃棄物処理場排水、宅地造成・工場敷地内排水、大型造成地排水等の集排水用ポリエチレン管。継手部分はボルト締めが不要なワンタッチ接続を採用。管本体部分は全て同一形状で、どの部分でカットしても挿し口の形状を保つ。施工時の省力化を図り工期の短縮につながる。水密性、耐震性に優れており、内面平滑構造で視度係数が小さいため流量が多いなどの特徴がある。

2013年12月02日

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カナフレックス、「カナスリップ工法」などの新製品説明会を開催

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