JSR 国際的SRI指標の組み入れ銘柄に選定

2013年11月27日

ゴムタイムス社

 JSRは11月26日、国際的な社会的責任投資(SRI)指標である「Ethibel Pioneer & Excellence」の組み入れ銘柄として選定されたと発表した。
 10月31日現在、「Ethibel Excellence」に選定されている369銘柄(うち日本企業65社)の中から、優れた124銘柄(うち日本企業23社)が「Ethibel Pioneer & Excellence」として組み入れられており、同社は「Ethibel Pioneer & Excellence」に化学セクターの日本企業からは唯一選定され、2010年12月からの継続選定となった。
 ベルギーに拠点を置く非営利組織であるForum Ethibelは、SRI調査会社Vigeo社の調査結果に基づき、企業の社会的責任の観点から高いパフォーマンスを示している企業を「Ethibel Pioneer & Excellence」の組み入れ銘柄として選定している。選定されることで「CSRの先進企業」と認知されて企業価値向上に貢献することが期待される。選定にあたっては、「人権」「人材」「環境」「企業行動」「企業統治」「コミュニティへの影響」についての調査があり、同社におけるそれらの取り組みが高く評価されたもの。
 同社のCSRに対する取り組みについてはこれまでも国内外から評価を得ており、FTSE4GoodIndex Series、日本国内の代表的なSRI指標であるモーニングスター社会的責任投資株価指数にも組み入れ銘柄として継続選定され、更に9月には、「国連グローバル・コンパクト・ストック・インデックス(United Nations GlobalCompact100、以下UN100)の組み入れ銘柄(うち日本企業6社)に選定されている。UN100は、国連グローバル・コンパクトと欧州の調査期間であるSustainalytics社によって新たに示された指標で、グローバル・コンパクトに加盟している企業・団体の中から、グローバル・コンパクト10原則の取り組み状況、トップコミットメント、収益力に基づいて選定されるもの。
 同社は今後とも、環境や人権に配慮した事業活動を行うとともに、良き企業市民として誠実に行動し、社会からの信頼に応えていく方針。

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