【CMB特集】 収益体質の確立が課題

2013年11月17日

ゴムタイムス社

配合技術高め需要喚起へ

 日本ゴム精練工業会はカーボンマスターバッチの市場動向を把握するため、会員企業23社に対して出荷量の調査を行っている。
 同工業会はこのほど、結果を取りまとめたが、それによると11年が約13万3000トン、12年が11万8000トンと年間10%ずつ減少してる現状となっている。
 そこで、最近のCMBの需要動向は、自動車部品メーカーの海外生産拡大から、ゴムコンパウンドの現地調達も進み、内需の空洞化が懸念されており、市場縮小に加えて加工メーカーの内製化がCMB需要の低迷要因になっている。また国内市場が縮小し、今後大きな伸びが見込めない中で、CMB企業は、ポリマー系列で大規模な生産能力を有する大手と、小口練りを得意とする中堅メーカーに大別され、それぞれの特徴を活かして事業展開している。

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