【CMB特集】 竹原ゴム加工 インターネット受注販売システムを計画

2013年11月17日

ゴムタイムス社

 ㈱竹原ゴム加工(岐阜県中津川市・中島竜二社長)の昨年の実績(2013年8月期)は「震災の応援、タイの大洪水の応援などの特需が終了したため、売上高は前年比約5%が減収となった。しかしながら、小分け計量事業の拡大やより高付加価値で特殊な錬りの需要が増えてきた。その結果、利益面に関してはほぼ前年並を確保できた。」(中島社長)。
 同社の材料別生産品目として、「2012年実績では、EPT、NBR、シリコーンで半分以上の割合を占め、そのほかにクロロプレン、アクリルゴム、フッ素ゴムなどが占めた。なかでもフッ素ゴムやフロロシリコン等特殊品の動きが目立った」(中島社長)。
 同社の強みのひとつに少量多品種を扱うため、全国で約1000社のユーザーがおり、配合も月に4000~5000種類が動いている点。その強みを活かして、同社はインターネット受注販売システムを今年12月をめどに、立ち上げる計画。

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