西川ゴムの第2四半期決算 輸出上向きで2ケタ増益

2013年11月13日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の2014年3月期第2四半期連結決算は、売上高は391億4800万円で前年同期比15・3%増となった。営業利益は41億4700万円で同45・2%増、経常利益は44億1600万円で同51・9%増、四半期純利益は28億700万円で同70・3%増となった。
 利益については、売上高の増加および西川ゴムグループ総コスト低減活動を継続した結果、2ケタの増益となった。
 自動車用部品では、自動車の生産においてはエコカー補助金終了による落ち込みがあったものの、輸出の改善により生産が持ち直し傾向にあったこと、米国での新車販売が好調を維持していることから、売上高は368億500万円で同15・7%増。利益についても、売上高の増加やコスト低減活動などにより、営業利益は38億3800万円で同49・7%増となった。
 一般産業資材においては消費税率引き上げ前の駆け込み需要を背景に国内住宅着工戸数が増加したこともあり、売上高は23億4300万円で同9・6%増となった。利益についても、売上高の増加により、営業利益は3億800万円で同5・6%増となった。
 通期の連結業績予想は、最新の経済状況を踏まえ修正を行い、売上高は780億円で同10・3%増、営業利益は77億円で同13・1%増、経常利益は80億円で同11・9%増、純利益は49億円で同9・3%増を見込んでいる。

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