【CMB特集】 エラストミックス 海外生産の強化を加速

2013年11月17日

ゴムタイムス社

 

CMBトップメーカーであるエラストミックスは、国内3工場(四日市本社、東京、滋賀)および中国(天津、佛山)、タイに生産拠点を置き、グローバル展開を積極的に図っている。
 2013上半期は、自動車産業の需要がエコカー補助金終了による反動減で前年割れしたことを受け、国内単体では販売量、売上、営業利益とも微減。経常利益ベースでは海外事業の配当が加わって微増となり、減収増益となった。
 海外を加えたグループ全体の業績では、販売量は前年同期並みを確保。売上は増、営業利益は微減となったが、国内同様に経常利益が増加したため増収増益となった。
 海外の需要動向を個別に見ると、タイの国内需要が厳しい環境となった。その背景のひとつに、昨年のタイ政府による自家用車初回購入支援策の受注残が5月以降に解消し、その反動で販売量、売上、利益とも前年割れした。また、中国の需要は回復傾向にある。一時は3割ほどまで落ちたが「今年7月頃から、日中間の外交問題による影響が薄れてきた(中村栄太郎社長)」こともあり、地域によってばらつきはあるものの中国の需要は緩やかに戻りつつある。
 下半期の見通しでは、国内需要は9月に入り自動車各社が新車を発表したこと、円安による輸出増、来年4月の消費税増税前の駆け込み需要などプラス要因が重なり、ほぼフル生産を行っている状態。期末までこの状況が続くとみられ、下期の業績は上期を上回る見込み。通期では増収増益を目指していく。

全文:約1320文字

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