東海カーボン　中国で合弁会社を設立

　東海カーボンは24日、連結子会社である東海高熱工業株式会社（以下、東海高熱工業）は、中国の蘇州匯科機電設備有限公司（以下、蘇州匯科機電設備）との間で合弁会社を設立したと発表した。
　資本金は２２５万米ドル（約２億２０００万円）。出資比率はそれぞれ50％ずつで、合弁会社は同社の連結子会社となる。事業内容は工業炉の製造・販売。
　同社は設立の目的を、「東海高熱工業の主力製品である工業炉の主要需要先では、中国・東南アジアを中心に海外への生産拠点移設が急増しており、これに伴い、市場を拡大するためには海外に供給拠点を設け競争力を強化させることが必要となった。このような状況の下、東海高熱工業は固有の製造技術と蘇州匯科機電設備の中国における販売ノウハウを融合させ、海外での市場拡大を目的として合弁会社を設立した」と説明している。

〈合弁会社の概要〉
▽社名＝東海高熱（蘇州）工業炉有限公司（ＴＯＫＡＩ　ＫＯＮＥＴＳＵ（ＳＵＺＨＯＵ）ＣＯ．，　ＬＴＤ．）
▽所在地＝江蘇省蘇州相城経済開発区漕湖産業園航空産業園Ａ２廠房
▽設立＝平成25年９月９日
▽資本金＝２２５万米ドル（約２億２０００万円）
▽出資比率＝東海高熱工業50％、蘇州匯科機電設備50％（合弁会社は同社の連結子会社となる）
▽代表者＝董事長　塩坪英輔（東海高熱工業専務取締役）
▽事業内容＝工業炉の製造・販売
▽稼動開始＝平成25年12月（予定）

〈合弁相手先の概要〉
▽社名＝蘇州匯科機電設備有限公司（ＳＵＺＨＯＵ　ＨＵＩＫＥ　ＥＱＵＩＰＭＥＮＴ　ＣＯ．，　ＬＴＤ）
▽所在地＝江蘇省常熟市辛庄工業園（楊園）
▽設立＝２０００年10月30日
▽資本金＝１０００万元
▽代表者＝董事長　任希和
▽事業内容＝工業炉の製造・販売
　
〈連結業績に与える影響〉
　本件による当社の平成25年12月期連結業績に与える影響は軽微。