【ゴムシート特集】 十川ゴム、環境対応シートを展開

2013年10月21日

ゴムタイムス社

特殊品の陥没価格是正が課題

 十川ゴムの13年度上期の業績は、ゴムホースとゴム板が低調だったものの、樹脂ホース・型物・押出品などが大きく伸長し、全体では前年対比微増となった。
 上期のゴムシート事業では、全体的に荷動きが鈍い状況が続いており、地域的なばらつきも多く、特にパッキンなどの加工材料の動きが鈍かったため、前年同期実績に多少及ばなかった。
 需要分野別では、自動車産業向けおよび住宅設備関係向けが好調。加工関係用途については減少した。ゴム板の用途は多岐に渡っており、加工して使用される製品が多いため、実際の使用分野・用途がメーカーとしては見えにくいものの、「上期の落ち込みは4月~7月の数値が大きく影響しており、8月からは幾分盛り返してきている状況。また物件として各分野向けに少しずつではあるが増加傾向がみられる」としている。

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