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日精樹脂 タイ工場が操業開始

2013年08月08日

ゴムタイムス社



 日精樹脂工業は7月25日、4月に完成したタイの生産子会社「Nissei Plastic Machinery(Thailand) Co., Ltd.」の開業式典を執り行い、工場の全面操業を開始した。
 4月に竣工した同社は、射出成形機の組立ならびに部品加工も手がけるため、建屋完成後、加工機械設備や治具などを順次設置、この7月に大型加工機械の設置が完了したことにより、全面操業の体制が整い、工場設備の披露を兼ねて開業式典を開催した。
 式典には、依田社長をはじめ現地従業員を含む製販関係者60名、来賓としてはラヨーン県知事をはじめ現地工業団地首脳、内外協力会社の関係者など30名、合計90名が出席し、午前10時よりタイの仏式行事が執り行われ、午後からは、日本およびタイ国内からの来場者120名が、全面操業となった加工棟と組立棟の工場見学を行い、その後、午後7時よりバンコク市内のホテルにおいて祝賀パーティーが催された。
 祝賀パーティーには、式典出席者のほか、タイに進出している日系ユーザーや中国からの団体や日精アメリカの販売代理店招待者を含めて約160名が出席、依田社長ならびに生産子会社の滝澤社長の挨拶の後、社屋の施工を担当されたThai Toda Corporation Ltd.(戸田建設のタイ現地法人、廣田耕司社長)への感謝状贈呈を行い、来賓を代表して、廣田氏による祝辞、またイースタンシーボート工業団地代表のラダ・ロジャナビライブダ氏による祝辞と乾杯の音頭により祝宴がスタートし、タイの民族舞踊なども鑑賞しながら和やかな雰囲気のうちに閉幕した。
 日精にとって中国の太倉工場に次ぐ2箇所目の海外生産拠点である同社は、バンコクの南東117km、レムチャバン港から30kmに位置するラヨーン県イースタンシーボード工業団地内に建設、建屋面積5130㎡の社屋で、事務所(面積1080㎡)と工場(面積4050㎡)から成っている。
 同社は、東南アジアのハブ拠点として位置付けており、タイ国内はもとより、東南アジア・西アジア地域への販売強化と共に、FTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)を活用したグローバルな販売戦略の展開などを目的としている。
 工場では7月末現在、既に24台の射出成形機の組立が完了、最終検査を経て、うち14台の成形機が出荷可能な状態となっており、出荷第1号機はアメリカ向けとして8月中旬の出荷予定。
 当面の生産機種は、ハイブリッド式射出成形機FNXシリーズの中型クラス(型締力110トン~360トン)の4機種で、初年度は月産10台から15台までの計画で生産が進行している。
〈タイ生産子会社 概要〉
▽社名=Nissei Plastic Machinery(Thailand) Co., Ltd.
▽設立=2012年5月
▽所在地=タイ王国ラヨーン県 イースタンシーボード工業団地
▽投資額=2億8000万バーツ(現レートでは約9億円)
▽代表者=滝澤清登氏
▽人員=38名(2013年4月1日現在)
▽敷地面積=1万6362㎡(4958坪)
▽事業内容=射出成形機の製造・販売

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