13年5月のプラスチック原材料生産実績 PET樹脂大幅増

2013年08月06日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟がまとめた5月のプラスチック原材料生産実績は前年同月比2・7%減の87万5813トンとなった。
 主な原材料でみると、熱硬化性樹脂の合計は7万7513トンで同0・1%減、その中でエポキシ樹脂が同10・3%減の1万2654トンと減少率が高かった。
 熱可塑性樹脂の合計は78万4877トンで同2・4%減となった。その中で、AS樹脂は同10・1%増、塩化ビニル樹脂は同24・3%増、PET樹脂容器用は同140・9%増と大幅な増加となった。一方、ポリスチレン発砲用は同11・0%減、ABS樹脂は同9・5%減、ポリプロピレンは同15・0%減、メタクリル樹脂は同12・7%減、、PBT樹脂は同29・9%減と大幅な減少を示した。
 この結果、1―5月累計のプラスチック原材料生産実績は前年同期比1・5%減の437万7058トン。主な原材料では、特に高密度ポリエチレンが同18・1%増、AS樹脂が同18・6%増となった。

2013年5月のプラスチック原材料生産実績

2013年5月のプラスチック原材料生産実績

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