独コンチ マセラティにタイヤ採用

2013年07月17日

ゴムタイムス社

 コンチネンタルタイヤ(本社:ドイツ、ハノーバー)は17日、同社のフラッグシップタイヤ「ContiSportContact 5P(コンチ・スポーツ・コンタクト・ファイブピー)」が、イタリアのスポーツカーメーカーマセラティの新型クアトロポルテに新車装着タイヤとして採用されたことを発表した。
 同社製品がスポーツカーメーカーの名門であるマセラティに採用されるのは今回初めてとなる。承認サイズは、モデル別に19インチから21インチの6サイズ。
 同製品は、同社の最先端技術を投入したスポーツタイヤ。今回、クアトロポルテ用新車装着タイヤには、他と区別するために「MGT」の承認マークが刻印されており、最高時速320キロまで承認されている。
 マセラティ承認タイヤは、19、20、21インチの各インチ毎に前輪、後輪サイズの計6サイズ。クアトロポルテのダイナミックかつ比類なき性能を確実に路面に伝えるため、精度を最大限に高め、前輪と後輪でサイズが異なるタイヤが装着される。スタンダードモデルのクアトロポルテに19インチ、エンジン出力がより高いモデルには20インチと21インチが装着される。
 ContiSportContact 5Pは、左右非対称のトレッドリブとオフセット・トレッドブロックが特徴で、シリカ配合コンパウンドを採用。前/後輪用と後輪専用タイヤがあり、パターンが最適化されている。リム径は18インチから23インチ。タイヤ幅は225ミリから。偏平率は45、35、30、25となっている。
 同社では主要スポーツカーメーカーに対し、ハイエンド・スポーツカー向け新車装着タイヤとして、同製品を供給している。
 また、著名なチューニングメーカーやスポーツカーメーカーも、ハノーバーで開発されたこのタイヤを積極的に採用している。

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