コンベヤ内需が復調の兆し

2013年07月08日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がまとめた5月のゴムベルト生産実績によると、主力のコンベヤベルトが1574トンで前年同月比9%増となり5ヵ月連続の増加となったことで、ゴムベルト全体は2514トンで前年同月比5%増、4月に引き続き2ヵ月連続で前年実績を上回った。内需は1590トンで同10%増、輸出は924トンで同4%減となった。品種別では、コンベヤベルトの内需が803トンで同22%増と大幅に増加した一方、輸出は771トンで同3%減と26カ月ぶりに減少を示した。内需は製鉄向けの需要が伸びたことが要因に上げられ、ちなみに日本鉄鋼連盟が先に発表した5月の粗鋼生産量は前年同月比4・3%増の962万2000トンで3ヵ月連続で前年実績を上回っている。また瓦礫処理による震災の復興需要や電力向け関連の需要が伸びたことも上げられる。輸出は在庫数が増加し、生産調整した結果、出荷が抑えられ減少した。5月の伝動ベルトは939トンで同2%減で、19ヵ月連続で減少した。内需が787トンで横ばい、輸出が153トンで同8%減となり、EV車をはじめHV車、自動車の小型化傾向等のベルト需要構造の変化で内需・輸出とも減少傾向になっている。品種別では、歯付ベルトは168トンで同5%減、Vファンベルトが693トンで同3%減だったが、その他ベルトが79 トンで同18%増となった。ちなみにゴムベルトの1―5月累計生産量は1万2704トンで横ばいとなった。
 5月の樹脂ベルト生産量は9万7582㎡で前年同月比18%増となった。品種別ではポリウレタンが6万402㎡で同11%増、PVCは2万1526㎡で51%増、その他は1万5654㎡で同8%と全て増加した。

5月のゴムベルト生産実績・樹脂ベルト生産実績

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