ニュースの焦点 アジアの供給拠点となるジュロン島

2013年06月17日

ゴムタイムス社

 ランクセスはこの程、シンガポール・ジュロン島にブチルゴム製造プラントを稼働させた。
ジュロン島には、BASF、エクソンモービル、シェルなど約100社の化学メーカーが立地している。同島は、シンガポール南西部にある人工島。ジュロン工業団地の沖合いにあった島々を埋め立てによってつなげ、一つの島にしたもの。同地には旭化成ケミカルズ、住友化学、日本ゼオンが相次いでS―SBRプラント建設を発表、稼働時期が迫っている。
 住友化学のS―SBR製造プラントは12年1月に着工、2013年央に設備が完成、商業運転を同年第4四半期に開始する予定。増設可能な土地をすでに確保しており、第2期計画の検討も進めている。

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