SPECIAL FEATURES ランクセス アクセルC.ハイトマン(ランクセスAG CEO)氏の挨拶

2013年06月11日

ゴムタイムス社

toyo_top

アクセルC.ハイトマン(ランクセスAG CEO)氏の挨拶

 皆様、本日はご多忙の中、ようこそお越し下さいました。
ランクセスにとって実に誇らしい記念日を共に祝福していただき誠にありがとうございます。
特にテオ・チーヒエン シンガポール副首相には、光栄にもご出席ならびに開会のお言葉をいただき、心から感謝いたします。
 また、シンガポール経済開発庁(EDB)とジュロン・タウン公社(JTC)の優秀なメンバーの皆様、ご出席いただき誠にありがとうございます。
 EDBのレオ・イップ長官とそのチームの皆様、そしてまた、JTCのチーフ・エグゼクティブであるプン・チヨンブン氏とそのチームの皆様のお力添えには、特に感謝の意を表したいと思います。皆様のご支援なしに今日という日は迎えられなかったことでしょう。
 そして、この、世界で最も近代的で効率的なブチルゴム製造プラントの稼働開始に際し、アンゲリカ・フィーツ駐シンガポールドイツ連邦共和国大使にもご出席いただき誠に光栄に存じます。
 大使のご出席はドイツとシンガポール間の密接な友好関係と強い経済的つながりを示す明白な証です。
 最後に私の心からの感謝を、本日このプラント稼働開始式典にご出席くださった多くの大切な顧客の皆様に捧げたいと思います。

何と申しましても、ランクセスは顧客の皆様に貢献したいと考えこのプラントを建設いたしました。
 ビジネスパートナーやサプライヤーの存在がランクセスにとって大変重要であり、非常に感謝しております。皆様とのパートナーシップは、常に企業としてのランクセスの成功の鍵となります。
 この新プラントは、ゴム産業と活力に溢れるアジア地域経済の前途が輝かしいものであるとするランクセスの信条を裏付ける力強いシンボルとなっていると考えます。
 今日、ランクセスは合成ゴムの世界最大のサプライヤーであり、ゴム技術の世界的リーダーでもあります。
 ブチルゴムの専門知識はかねてからランクセスの成功の鍵の1つであり、本日の式典は現代のモビリティを可能にするブチルゴムの変革技術へのコミットメントを強調するものです。
 最近では、拡大する世界市場に対応するため、ランクセスはブチルゴム製造基盤の生産性向上や増強に、5億ユーロを超える投資を世界規模で行ってきました。
 アジアはこの投資の最大の対象となっています。
このプラントへの4億ユーロの投資は、ランクセス設立以来最大規模となります。
 ランクセスが2004年に設立されて以来、アジア経済の目覚ましい成長が、ランクセスの提供する特殊化学品の需要を急速に拡大しているのは明白です。
 ランクセスグループの総売上の約25%を、この成長著しいアジア地域が占めているのもこうした理由からです。それはアジア地域で事業を開始した2004年の、約2倍となっています。
 それゆえ、ランクセスは着実に中国での事業展開を拡大してきました。ランクセスは現在、中国において完全出資子会社を9社、共同出資会社を1社、そして2つの研究開発施設を運営しています。
 それは、またインドでの事業展開に注力する理由でもあります。インドでは6つのビジネスユニットが製造施設を稼働しています。
 そして、ランクセスが新しいブチルゴム製造プラントの拠点や世界最大のネオジウム触媒ポリブタジエンラバー(Nd―PBR)の製造プラント、そしてブチルラバービジネスユニットのグローバル事業本部にシンガポールを選んだ理由でもあるのです。
 将来を考える時、ランクセスはアジアの力強い経済力を念頭に置きます。なぜなら、革新的精神、起業活力、そして輝かしい技術力が、若い活気のあるアジア市場を世界産業のリーダーに押し上げるからです。
 この成長の原動力は、アジアで急成長を遂げるメガトレンドのモビリティです。ここでは、急速に増加する中流階級層が自家用車の所有という夢を実現させているのです。
 2017年までのブテルゴムの世界需要は、年平均成長率約5%が予測されています。
そして、ここアジア太平洋地域での需要の年平均成長率は6%と予測されています。
 皆様、モビリティの拡大は世界的なメガトレンドです。これは特にここアジアでは今後何年にも渡り、継続的に増大していくでしょう。
 明らかに、ランクセスはこういった将来を見据え、この中核となるプラントを建設したのです。
 ランクセスでは長期的な視点で物事をとらえます。従って、現時点での需要の低迷には落胆していません。ランクセスはそれを一時的なものと判断しています。
 将来の成功は、モビリティをより持続可能なものにする見識ある技術と革新によってのみ達成されると、ランクセスは信じています。
 これが燃費に優れた「エコタイヤ」を実現するゴム技術を開発した理由であり、さらには、この新プラントを世界で最も環境に優しいブチルゴム製造プラントにするために、ランクセスの総投資額の約10%を投入した理由なのです。
 ランクセスは、ここアジアの顧客の皆様の需要に対応するため、新たなレベルのゴム技術と世界最先端の製造施設を提供するために尽力しています。
 このプラントはそのような努力の集大成です。
 こういった理由から、本日はランクセスにとって本当に意義深い日なのです。
 最後に個人的なことになりますが、ロン・コマンダー氏とイアン・ウッド氏、このお二人のたゆみない努力なくして、この素晴らしい新プラントの稼働開始を祝福するために、本日私はここに立つことはできなかったでしょう。
 イアンは2004年以来ここシンガポールにおけるランクセスの顔となっています。就任中、彼はランクセスを東南アジアでの主要化学企業として確立させるために尽力してくれました。
 そしてロンはランクセスのブチルゴムビジネスユニットを、全額出資の世界拠点を持っただ1つのサプライヤーに変革しました。同時に、彼はこの記念すべきプロジェクトを予定通りにそして予算内で実現してくれたのです。
 同僚である経営委員会メンバーを代表し、ランクセスの順調な成長への功績と貢献に対し、このお二人に心から感謝の意を表すると共に、今後一層のご活躍をお祈りいたします。
 ご清聴ありがとうございました。

2013年06月11日

本文:2523文字

SPECIAL FEATURES ランクセス アクセルC.ハイトマン(ランクセスAG CEO)氏の挨拶

キーワード: ·