【ゴム用機械特集】 三葉製作所 押出成形機部門が堅調

2013年06月12日

ゴムタイムス社

押出成形機部門が堅調 提案型営業で販売強化

三葉製作所

 ㈱三葉製作所(本社=東京品川区・堀内健一社長)はゴム、プラスチック押出成形機をはじめ、電線被覆装置、電気溶接機、線材製品加工機械の製造販売まで、それぞれ異なった分野の技術を活かし幅広く展開している。
 最近の需要動向では、ゴム、プラスチック押出成形機部門はリーマンショックの前まで回復し、不況にもかかわらず落ち込まなかったという。
 「性能とコストのバランスが以前と比較するとよくなってきており、それがユーザーに受け入れられているのではないか。また弊社では10数年前から不況に強い製品構成をしており、つまり製品のラインナップの充実がお客様に受け入れられているのではないか。最近では新規のお客様も増えている」(堀内社長)。また不況に強い要因として、同社では製品の内製化率を推進しており、さらに技術提携先であるドイツのKraussMaffeiBerstorff社の製品販売で相乗効果も生んでいることも要因であるという。
 製品構成が充実しているなか、同社は自動車用ウェザーストリップ製造用押出機のパイオニアとして、この部材生産に使われる幾つかの工程用製造装置のラインナップを用意している。そのひとつに「ウェザーストリップ四層断面用ヘッド」がある。

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