【TPE特集】 クレイトンポリマージャパン 台湾に世界3拠点目の新工場

2013年06月04日

ゴムタイムス社


台湾に世界3拠点目の新工場 水添SBCの年産3万㌧プラント

クレイトンポリマージャパン

  • 住所: 東京都港区港南2―16―2太陽生命品川ビル9階
  • TEL: TEL (03)5461-7430
  • WEB: WEB http://www.kraton.com/

 スチレンブロック共重合体(SBC)の世界的大手メーカー、米クレイトン・パフォーマンス・ポリマーズ社の日本法人、クレイトンポリマージャパン㈱(中西信輔社長) は、アジアでの水添SEBSの需要増大に対応、台湾のFPCC(フォルモサペトロケミカルコーポレーション)との折半出資合弁会社を本年2月17日に設立したことを明らかにした。FPCCの麦寮(マイレオ)工場敷地内に水添スチレン系熱可塑性エラストマー(SEBS、SEPS)の年産3万トンプラントを建設、新プラントの総投資額は約2億㌦。
 ブタジエン、イソプレンモノマーをFPCCからパイプラインで供給を受け、2015年中には生産を開始する。クレイトンが100%販売権を有し、水添ポリマーの差別化グレード、低分子量ポリマーを塩ビ代替、医療用向けにアジア市場に加え、グローバルに供給する重要拠点となる。

 「アジアパシフィックマーケットが急速に拡大しており、新工場建設で、生産基地が近くなる。最新の生産技術、高品質の製品を供給できることになり、よりプレゼンスを高めていきたい」(中西信輔社長)としており、米クレイトン本社がシエルから独立して初の新工場建設となる。現在、同社の水添SBCは米ベルプレ工場、フランスのベア工場で生産されており、台湾の新工場は3拠点目。
 一方、同社ではIR「Cariflex」ラテックス(ドライ)の需要増大に対応、日本での委託生産先の住友精化姫路工場での生産能力増強を進めていたが、このほど完了、本格稼働を開始した。現行能力の年産1500トンアップとなる。

全文:約1814文字