【ゴムロール特集】 都ローラー工業 環境対応常温DLCコーティング

2013年04月30日

ゴムタイムス社

環境対応常温DLCコーティング 新技術開発製品に高い評価

都ローラー工業

 1953年4月創業以来、印刷・工業用ゴムロールの研磨加工を中心として、事業展開を図っている都ローラー工業。各種ゴムロールの製造・販売・加工が主力。ゴムロールの開発・評価・品質保証の確立の為に最新設備を持つラボ室を設置し、研究開発に積極的に取り組んでおり、印刷や電子部品の分野に展開し、搬送、塗料塗布、水分除去、洗浄などさまざまな用途に対応している。
 同社が近年、注力しているのがロールなどにダイヤモンドライクカーボン(DLC)成膜を施す環境対応型常温DLCコーティング。経済産業省・中小企業庁の「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金(試作開発等支援事業)」を活用し、10年に常温DLC成膜装置を独自開発した。低摩擦・高硬度・耐摩耗・電気絶縁性・超親水性・耐薬品・CFRPの摩耗低減・ゴミの付着防止等の特性を有し、各種搬送ロールとして採用されている。

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