ランクセス 12年度の業績 売上4%増加

2013年03月28日

ゴムタイムス社

 ランクセスは、2012年度通年の業績を発表した。
グループ通年の連結売上高は、前年比4%増の90億9400万ユーロとなり、特に、新興国市場への注力、農薬分野の堅調な需要、買収による増収効果、「販売量よりも価格を優先する」戦略が、好業績を牽引した。
 特別項目調整前EBITDAは、前年比7%増の12億2500万ユーロ(前年11億4600万ユーロ)を達成した。
 純利益は5億1400万ユーロ、1株あたり利益(EPS)は6・18ユーロとなり、それぞれ前年比2%増となった。
地域別業績でみると、アジア太平洋地域は、同社にとって再び堅調な業績の要因となった。
 売上高は前年比約10%増の22億ユーロとなり、中華圏(香港、中国本土、台湾)における売上高は、初の10億ユーロ超えを記録した。
 北米地域の売上高も堅調な伸びを示し、前年比10%以上の増加の約16億ユーロとなった。
 EMEA(ドイツを除く欧州、中東、アフリカ)地域の売上高は、前年比1%減の微減となったが、
25億ユーロを達成し、引き続きグループ最大の売上高を誇る地域となった。
 ドイツの売上高は、前年比では微増となり、約16億ユーロ。BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の売上高は、前年比1%増の約22億ユーロとなった。
事業分野別の業績でみると、パフォーマンスポリマーズ部門は、2012年度も引き続き部門別売上高で最大となった。記録的な業績を達成した前年比2%以上の増加となり、約52億ユーロを達成した。
 自動車およびタイヤ産業に供給するブチルラバー、パフォーマンスブタジエンラバーズ、テクニカルラバープロダクツの各ビジネスユニットは、販売量の減少となったが、2011年度
に買収したEPDM事業がポートフォリオ全体に好影響を与え、売上高を支えた。特別項目調整前EBITDAは、前年比6・4%増の8億1700万ユーロとなった。
 パフォーマンスケミカルズ部門の売上高は、前年比3%以上の増加で約22億ユーロとなり、ゴム薬品およびラインケミーの両ビジネスユニットの販売量は減少した。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー