ニシヤマ 新事業体制でスタート 伝承から「革新」に

2011年06月27日

ゴムタイムス社

ニシヤマ会総会会場

㈱ニシヤマ(佐藤昌幸社長)は6月17日、午後4時から東京・大田区の大森東急イン5階フォレストルームで2011年度第68回ニシヤマ会を開催し、同社の10年度業績及び2011年度の事業計画概要を発表した。
当日、ニシヤマ会には取引先メーカーの代表らが多数出席、冒頭、西山博務会長が「震災後の商品供給について短い期間で対応していただき感謝申し上げます」とあいさつし、今年度からの新事業体制に伴う新役員を壇上に招き紹介した。
この後、小嶋実常務取締役営業本部長が2010年度業績について「半導体、建設機械関連需要の拡大で売上高246億9400万円、前期比116・4%、営 業利益6億7800万円、前期比180・6%の大幅な増益となった」と報告。引き続き新社長に就任した佐藤昌幸社長が2011年度の事業計画を発表。この 中で事業部制への移行背景について、「市場環境の構造変化に伴うユーザーの業態変化を的確にとらえ、今以上に「選択と集中」を進めること、事業部ごとに深 耕、ユーザーに対し提案力を高め、共通の横展開をスピード持って推進し、市場における真のCSを獲得すること」が目標であると説明した。その上で技術イノ ベーション、コストイノベーション、サービスイノベーションを推進し、伝承から革新に重点を置く経営方針を掲げた。
事業概況及び方針発表の後、小休止を挟み、国際関係ジャーナリスト(元NHK解説委員)の平野次郎氏の「最新の政治経済情勢を分析する」と題する講演が行われた。この後の懇親会では取引先を代表してニッタ㈱の國枝信孝社長の乾杯の音頭で宴に入った。

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