【CMB特集】 竹原ゴム加工 薬品倉庫・計量センターを新設

2013年04月15日

ゴムタイムス社

薬品倉庫・計量センターを新設 小分け計量事業を強化

竹原ゴム加工

 ㈱竹原ゴム加工(岐阜県中津川市・中島竜二社長)は支給材料および自己調達品の小分け計量作業の請負などが増えてきており、昨年の12月中旬から、同社の近隣に建坪6百坪の全自動計量工場「薬品倉庫・計量センター第2倉庫」を建設した。投資額は約6億円を投じ、2013年の5月中旬には本格的に稼働ができるように進めている。新工場は24時間稼働、自動計量することで効率化を目指している。
 「小分け計量をする専門工場となり、重量ベースで約6割は自動化を実現します。従来、薬品計量は人海戦術が中心で限界があり、作業の効率化、スピードアップをするためにも改善する必要がありました。また薬品でも人体に影響を及ぼすものもあるため、機械で計量することで労働環境にも配慮することが可能となります」(中島社長)
 最近の傾向として、「高粘度の液体等の測りにくい製品の引き合いや受注が増えてきています。またメーカー様が合理化を進めるために、小分け計量のサービスを中止する等の傾向もあり、今後も小分け計量のニーズは増えていくのではないか。当社では当社が小分け計量事業を行っていることを認知してもうらために、商社等様に勉強会を開催し、小分け計量の提案も行っています」(中島社長)。

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