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【CMB特集】 ノブカワ 強固な販売基盤を構築

2013年03月19日

ゴムタイムス社

強固な販売基盤を構築 ニーズにきめ細かく対応

ノブカワ

 ㈱ノブカワは福島工場、関西工場の2大拠点で高品質CMBを生産している。今期(13年3月期)の業績は、前半は震災後の国内自動車生産の回復、補助金制度(エコカー減税)などの実効により販売が順調に伸び、自動車部品向けCMBの需要増やポンジ製品などの拡販で好調を維持したが、後半は補助金制度の終了や世界経済の低迷により、秋口以降は急速に需要が落ち込み、通期では前期比5%増程度の小幅な増収にとどまる見込み。
 「自動車部品向けのCMBが主力だが、EPDM以外の材料のCMBも生産販売し、工業用途向けに販売を伸ばしている。今期は、前期に引き続いて強固な販売基盤の構築に注力しており、その効果が表れてきている」(上野和美社長)。
 営業展開としては、顧客ニーズを先取りしてきめ細かな小口対応を充実させ、新規顧客の開拓にも成功しているという。
 同社はここ数年、積極的な設備投資を実施している。約2億円を投資して関西工場にカラー専用のクリーン工場を新設、福島工場からの生産集約を実施した。温調設備付の最新鋭混練機並びに18インチブレンダー付ロール、金属探知機など導入、ミキシングコントローラによる自動制御システムで外部からの粉じん異物混入防止として室内は加圧作業対応を実現した。

 さらに、関西工場並びに福島工場に、総額1億5000万円をかけて老朽化設備の更新を実施、生産性の向上を図った。また、本年に入り、福島工場に黒もの用の小ロット対応35㍑ニーダーラインを新設した。
 これまでの設備投資では、約2億円を投資して関西工場にカラー専用のクリーン工場を新設、福島工場からの生産集約を実施した。温調設備付の最新鋭混練機並びに18インチブレンダー付ロール、金属探知機など導入、ミキシングコントローラによる自動制御システムで外部からの粉じん異物混入防止として室内は加圧作業対応を実現した。
 さらに、総額1億5000万円程度の設備を昨秋から実施、関西工場並びに福島工場において老朽設備の更新を行った。
 新年度の事業戦略について、上野社長は「自動車用ゴム部品向け以外にも、汎用ゴムから特殊ゴムまで、あらゆる材料のCMBの生産が可能で、マスターバッチの総合メーカーとして国内市場を重視して伸ばしていきたい。販売面では従来からの商社ルートの強化を図り、グループ会社のノブカワ商事の販売網を強化、12年度も推進した強固な販売基盤体制を構築したい。福島工場に小ロット対応の設備を導入したことで、ニーズに適した販売体制を整備していく」とする。
 ノブカワは現在、コスト問題や納期、高純度のCMB要求、小ロットニーズなど、ユーザーの困りごとを細かく把握し、充実のマシンラインアップで個別に対応を図り、RoHS規制やREACH規制などへのデータ提出も迅速対応を進め、ユーザーからの信頼をより一層高めている。

(2013年3月18日紙面掲載)