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三井化学 シリコーン系表面改質剤「イクスフォーラ」開発

2013年02月26日

ゴムタイムス社


 三井化学の100%子会社である三井化学ファインは25日、ポリオレフィン材料に少量添加することで、製品の表面をシリコーンリッチに変える革新的な新素材「イクスフォーラ」(英文名Exfola)の試験販売を開始すると発表した。
 同製品は、同社が持つ独自の触媒・合成技術を活用した全く新しいシリコ ーン系表面改質剤。特にポリオレフィン材料(ポリエチレン、ポリプロピレン等)との相溶性が良く、ポリオレフィン材料の成形時に少量添加することで、成形品の表面をシリコーンのような特徴(離型性、撥水・撥油性、耐磨耗性)に変化させることが可能。また、従来のシリコーン系改質剤の欠点であった、ブリードアウトによる汚染や転写、効果の経時変化、ポリオレフィン材料との非相溶性、成形性の低下といった課題を解決するものになっている。フィルム・シートをはじめ、射出、ブロー、インフレーション等どのような成形方法にも適用可能であることから、同社では、電気・電子材料、自動車材料、建材、食品包装材料、医療用材料、産業資材など幅広い用途に展開していくとしている。
 〈イクスフォーラの概要】
▽製品=オレフィン・シリコーン共重合体
▽商標=イクスフォーラ(英文名 Exfola)
▽技術=三井化学技術
▽販売=三井化学ファイン
▽スケジュール=2013年2月~試験販売開始