相模ゴム工業 第3四半期決算 ヘルスケア好調で営業利益3倍に

2013年02月18日

ゴムタイムス社

 相模ゴム工業の2013年3月期第3四半期連結決算は、売上高30億8700万円、前年同期比6・0%増、営業利益2億5100万円、同294・9%増、経常利益3億円、同280・5%増となった。四半期純利益は1億9500万円。
 好調な市場のニーズを捉えた販売促進に注力し、コア技術の絶え間ない進化とコスト削減に努めた結果、増収増益となった。
〈ヘルスケア事業〉
 国内市場が縮小する厳しい環境下、ウレタン製コンドームはサガミオリジナルの持続的なPRにより緩やかに伸長し、ラテックス製コンドームも新製品の投入等により売上高は堅調に推移。売上高は19億5400万円、同12・5%増、営業利益は4億800万円、同61・6%増となった。
〈プラ製品事業〉
 原料価格の高止まりを販売価格へ転嫁することが困難な中、末端ユーザーへの積極的なアプローチを進めたが、売上高は9億5500万円、同2・2%減、営業利益は2500万円、同6・5%減となった。
〈その他事業〉
 入浴・介護サービス等の売上高は1億7800万円、同11・0%減、営業損失は900万円となった。
 通期の連結業績予想は、売上高39億7000万円、前期比3・7%増、営業利益は1億8000万円、同167・6%増、経常利益2億円、同169・4%増、当期純利益1億3000万円、同66・4%増を見込んでいる。

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