東部ゴム商組 西山理事長にインタビュー

2013年01月01日

ゴムタイムス社

商工懇の重要性を再認識
     会員従業員の参加率向上

 活発な事業を推進し、健全なゴム産業の発展に貢献する東部ゴム商組。西山博務理事長に本年度の事業計画並びにゴム商業界の課題などについて話を聞いた。

 ―2012年を振り返ってのご感想は。
 西山理事長 上期は震災復興需要などを背景に自動車生産も順調に伸び、われわれゴム商業者も需要増への対応で業績は堅調に推移した。しかし、欧州経済の低迷が長引き、これが中国をはじめ世界経済に影響を与えた感があり、日本も下期以降は景気減速へとつながった。
 さらに、尖閣問題を契機に日中関係が悪化、経済面より政治面での課題だと思われるが中国での日系自動車メーカーの生産が急減し、中国経済も現在は低迷状態が続いている。
 会員各社の話を聞くと、それまで問い合わせが多かったものが、秋口に入ってからは、急に少なくなったとの報告があり、先行き不透明感が強まった。

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