アキレス 年頭所感 伊藤守社長

2012年12月18日

ゴムタイムス社

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 一昨年発生しました東日本大震災の爪痕は深く、期待された復旧・復興も未だ思うように進まず、被災された皆様には、一日も早い復興と安心できる日常生活が取り戻されますことを祈っております。
 さて、昨年は欧州債務危機の再燃、米国の財政問題、更には中国経済の失速等、世界経済は大きな試練に直面しました。一方、我が国経済におきましては、東日本大震災からの復興需要、エコカー補助金等の効果が一部でプラスに作用し、また政策面では円高・デフレ脱却への取り組み強化が期待されました。しかしながら、先の世界情勢が不安視され、我が国における実体経済としての投資は本格化に到らず、デフレ脱却の見通しも立たないことから、企業を取り巻く環境は、内外ともに不透明感の強い中で、新年を迎えることになりました。
 このような事業環境の中、当社グループは「社会との共生」=「顧客起点」の企業埋念のもと、お客様に真の満足と感動をいただける製品の創造とサービスの提供を通して、豊かな社会の実現するよう責献してまいります。特に省エネ・省資源・環境対応製品・代替エネルギー関連製品、健康・コンフォート関連製品等、今後も成長が期待できる分野に注力すると共に、「グローバル化の推進」「革新」「スピード」をキーワードとして持続的な成長と企業価値の増大を目指して邁進する所存です。企業環境が厳しさを増す中、お客様の立場に立って「ものづくり」「サービスづくり」を独自技術を磨き上げることによって進め、魅力ある製品・サービスをご提案させていただきたいと思います。
 引き続き弊社製品のご愛顧をお願いするとともに、新年にあたり皆様のご多幸とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

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