【ゴム用機械特集】 関西ロール ロール混練機安全装置「MKブレーキ」が好調

2012年12月05日

ゴムタイムス社

ロール混練機安全装置「MKブレーキ」が好調  最新デモロール11号機来年2月に完成

関西ロール

 関西ロール(大阪市大正区、髙木康彦社長)はゴム工場に欠かせない機械設備として、大型ロールをはじめ、高性能テストロール、MKブレーキ、大型特殊プレス、押出機、加硫缶(圧力容器)、定量カッター等総合的に製造販売を展開している。
 今期(1~12月)の需要動向は「売上は前年比20%増を見込んでいる。製品別の需要動向は、カレンダーロールが40%加硫缶(圧力容器)が20%、ラム式の押出機が10%、今年で10年を迎えるロールの安全装置『MKブレーキ』が15%、テスト用のプレスが5%、その他が10%となった。リーマンショック前から90%は回復している」(髙木社長)。
 好調な背景として、「リーマンショック以降の3年間、自動車ゴム部品対して大手自動車メーカー等の設備意欲が戻ってきた。また受注は昨年の10月(23年度の下期)から、震災の影響もあって受注が止まっていたお客様も回復している。現在は、受注量に対して工場はフル稼働状態が続いている。特に忙しいのは高機能の高性能な大型ロールや高性能なテストロール。また加硫缶(圧力容器)も忙しい」(髙木社長)。
 来期の業績予想は「来期は自動車関連が厳しくなってくるので先行き不透明感があるものの、弊社は4月末までの受注がある状態となっている」(髙木社長)。

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